2017年07月の記事
神の世界を知りたくない?

 

ジメジメしてなんとなくはっきりしない季節。 こんな時期は

静かに美術鑑賞はいかが?

これから、夏休みを前に、大人はもちろん、子どもも楽しめる

美術展が目白押しなんだよ!

その中でも、のんのんがとっても楽しみにしている美術展が

あるんだ。 高崎駅西口から徒歩3分の高崎市美術館で7月8日から

開催予定の 「ウイリアム・ブレイクと神の世界」展だのん。

 

神の世界をひろーく見たら、のんのんも同じ世界の

住人なのかな?とか、 神の世界を西洋ではどんな風に

捉えてるのかな?って思ったりして、 とっても気になるのん!

ちょっとお話を聞いてみたよ。

 

まず、“神の世界”ってあるけれど、どんな作品が展示されるのかな?

みんなは、西欧の美術や文学・音楽などの芸術に大きな影響を

与えたと考えられる 2つのお話ってなんだか知ってる?

そのお話とは、「ギリシャ神話」と「聖書」だよ。

これらは、後世に名を残す偉大な作品の世界観のベースと

なっているんだって。

13世紀後半にイタリア・フィレンツェで生まれた

ダンテ=アリギエーリによる長編叙事詩の『神曲』や、

17世紀にイギリスで活躍した詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』

などは、 みんなも名前は聞いたことがあるかな?

これらも 「ギリシャ神話」と「聖書」の世界観をベースに

創作の源としているんだって。

 

タイトルについている「ウイリアム・ブレイク」という人は

どんな絵を描いたんだろう?

ウイリアム・ブレイクは、18世紀後半から19世紀に

ヨーロッパで起こった 感受性や自由な表現に重きをおいた

文学・哲学・芸術上の理念や運動 「ロマン主義芸術」の

先駆けを成したイギリスの芸術家なんだ。

彼はダンテの『神曲』や『聖書』を独自に解釈して、

幻想的な挿絵を制作したんだって。

 

『神曲』に描かれた地獄の構造や(うわー)、

ミルトンの『失楽園』で描かれた、神に反旗を翻し(!)

戦いに敗れて“堕天使”となったサタンの姿は、

今でも様々なジャンルに受け継がれながら表現されて

いるんだって。 ・・・怖そうだけど面白そう!

どんな感じなのかな。楽しみだな。

 

今回の展示会では、ウイリアム・ブレイクの作品『ヨブ記』の

挿絵や、ダンテの『神曲』のための連作のほかに、 様々な

版画作品を展示するのと一緒に、その世界をイラスト入りの

パネルなどで解説してくれるよ。

物語の内容も分かりやすく説明されていて、

いままで興味はあってもちょっと難しそうと思っていた世界が、

身近に感じられそうだのん。

それから、マンガや映画に登場する、現代に描かれた

新しい神々の姿も紹介されているんだって。

親しんでいたマンガの世界の事をもっと深く知れる

貴重な機会になるかもしれないのん!

うわっ、このマンガの世界ってこのお話なんだーって、

ちょっとびっくりして面白かった。

 

今でもいろんなジャンルのものに受け継がれている、

古くから描かれている神の世界。 幻想的で不思議な、

美しくて、でも少し怖いような世界を表現した、様々な絵。

それを興味深く、分かりやすい解説と共に展示した展覧会だのん!

とっても楽しみ!ゾクゾクしちゃう。

みんなも是非そんな世界を観に行ってみてはいかが?

 

「ウィリアム・ブレイクと神の世界

郡山市立美術館所蔵 ローダー・コレクションの版画作品を中心に」

平成29年7月8日(土)~8月31日(木)

高崎市美術館 027-324-6125