2017年11月の記事
おめでたい色満彩!

 

今回のんのんが紹介したいのは、

あこがれの存在高崎白衣大観音様のおひざもと、

観音山にある高崎市染料植物園の企画展だのん!

染料植物園の染色工芸館では企画展

「染織の松竹梅 江戸から現代、松竹梅が彩る着物たち」が

開催されているよ。

松竹梅の組み合わせは日本では吉祥のモチーフとして

よく使われているよね。

実は草木染めの材料や道具として使われたりもしたんだって。

染料として使われる松竹梅を見てみるのん。

綺麗な淡いコーラルピンクみたいな色の着物は

梅で染めたものなんだ。

梅の花びらのような綺麗な色だけど、

実は木の幹や枝を刻んで煮出す液で染めるんだって!

花を染めるための何かが茶色い幹や枝に詰まっていて、

それが布や糸を花みたいな色に染めるのかな?

色の仕組みって不思議だなーと思ったのん。

松をつかった染織の材料は「松煙」という

松の木を燃やした煤(すす)を集めた

黒い粉末状の顔料で、染色には生大豆のしぼり汁と

混ぜ合わせた液を作って染めるんだ。

何度か染め重ねることで濃淡を作ったり、

他の草木が染める色と重ねることで

色を出したりするのに使うんだって。

竹は一般的には染料として使われてはいないけれど、

クロチクで染めた布や、技法としての名に

つけられている竹など、竹によって生み出された色や

染色に関係する事柄が色々わかるよ。

松竹梅そのものが、染色につかわれているんだね!


綺麗な布が何枚も重なっているこれは、なんだろう・・・?

十二単の色の組み合わせだ!うわあ、きれい!

色の組み合わせには決まりがあったんだって。

今回は松と梅のついた色使いが紹介されているよ。

グラデーションのことを「匂い」と表現していて、

なんだかロマンチック。

美しい色合わせと言葉が楽しいのん。


着物の展示もあって、重厚で美しい刺繍

や友禅の着物に彩られた松竹梅は、

今なお受け継がれる、伝統を感じさせる美しさ!

ほれぼれしちゃうのん。

大正時代から女性たちの普段着やオシャレ着として

盛んに生産された銘仙の着物は、

アールデコやアールヌーヴォー、ヨーロッパのデザインに

影響を受けたモダンなもの。

展示品も鮮やかな色や大胆な柄で松竹梅をモダンな

感覚で表したかわいらしい着物だよ。

おしゃれだなあ。みんなにも見て欲しいのん。


高崎市染料植物園は、染色の原料として使われる染料植物や

古くから伝えられてきた日本の染織文化の魅力を

紹介する、全国でもめずらしい植物園。

園内には昔から衣服等を染める原料に使われてきた

代表的な染料植物がたくさん植えられているのん。

温室では、温かい地方で使われる染料植物も見られるよ!

今まで知らなかった草木による染色の世界のこと、

植物のことを知ることができる自然の溢れる園内で、

楽しく過ごせることまちがいなし!

秋の日に、美しい草木の色の世界にひたってみてはいかが?

高崎市染料植物園
2017年10月14日(土)〜11月26日(日)
「染織の松竹梅 江戸から現代、松竹梅が彩る着物たち」