おめでたい色満彩!

 

今回のんのんが紹介したいのは、

あこがれの存在高崎白衣大観音様のおひざもと、

観音山にある高崎市染料植物園の企画展だのん!

染料植物園の染色工芸館では企画展

「染織の松竹梅 江戸から現代、松竹梅が彩る着物たち」が

開催されているよ。

松竹梅の組み合わせは日本では吉祥のモチーフとして

よく使われているよね。

実は草木染めの材料や道具として使われたりもしたんだって。

染料として使われる松竹梅を見てみるのん。

綺麗な淡いコーラルピンクみたいな色の着物は

梅で染めたものなんだ。

梅の花びらのような綺麗な色だけど、

実は木の幹や枝を刻んで煮出す液で染めるんだって!

花を染めるための何かが茶色い幹や枝に詰まっていて、

それが布や糸を花みたいな色に染めるのかな?

色の仕組みって不思議だなーと思ったのん。

松をつかった染織の材料は「松煙」という

松の木を燃やした煤(すす)を集めた

黒い粉末状の顔料で、染色には生大豆のしぼり汁と

混ぜ合わせた液を作って染めるんだ。

何度か染め重ねることで濃淡を作ったり、

他の草木が染める色と重ねることで

色を出したりするのに使うんだって。

竹は一般的には染料として使われてはいないけれど、

クロチクで染めた布や、技法としての名に

つけられている竹など、竹によって生み出された色や

染色に関係する事柄が色々わかるよ。

松竹梅そのものが、染色につかわれているんだね!


綺麗な布が何枚も重なっているこれは、なんだろう・・・?

十二単の色の組み合わせだ!うわあ、きれい!

色の組み合わせには決まりがあったんだって。

今回は松と梅のついた色使いが紹介されているよ。

グラデーションのことを「匂い」と表現していて、

なんだかロマンチック。

美しい色合わせと言葉が楽しいのん。


着物の展示もあって、重厚で美しい刺繍

や友禅の着物に彩られた松竹梅は、

今なお受け継がれる、伝統を感じさせる美しさ!

ほれぼれしちゃうのん。

大正時代から女性たちの普段着やオシャレ着として

盛んに生産された銘仙の着物は、

アールデコやアールヌーヴォー、ヨーロッパのデザインに

影響を受けたモダンなもの。

展示品も鮮やかな色や大胆な柄で松竹梅をモダンな

感覚で表したかわいらしい着物だよ。

おしゃれだなあ。みんなにも見て欲しいのん。


高崎市染料植物園は、染色の原料として使われる染料植物や

古くから伝えられてきた日本の染織文化の魅力を

紹介する、全国でもめずらしい植物園。

園内には昔から衣服等を染める原料に使われてきた

代表的な染料植物がたくさん植えられているのん。

温室では、温かい地方で使われる染料植物も見られるよ!

今まで知らなかった草木による染色の世界のこと、

植物のことを知ることができる自然の溢れる園内で、

楽しく過ごせることまちがいなし!

秋の日に、美しい草木の色の世界にひたってみてはいかが?

高崎市染料植物園
2017年10月14日(土)〜11月26日(日)
「染織の松竹梅 江戸から現代、松竹梅が彩る着物たち」

神の世界を知りたくない?

 

ジメジメしてなんとなくはっきりしない季節。 こんな時期は

静かに美術鑑賞はいかが?

これから、夏休みを前に、大人はもちろん、子どもも楽しめる

美術展が目白押しなんだよ!

その中でも、のんのんがとっても楽しみにしている美術展が

あるんだ。 高崎駅西口から徒歩3分の高崎市美術館で7月8日から

開催予定の 「ウイリアム・ブレイクと神の世界」展だのん。

 

神の世界をひろーく見たら、のんのんも同じ世界の

住人なのかな?とか、 神の世界を西洋ではどんな風に

捉えてるのかな?って思ったりして、 とっても気になるのん!

ちょっとお話を聞いてみたよ。

 

まず、“神の世界”ってあるけれど、どんな作品が展示されるのかな?

みんなは、西欧の美術や文学・音楽などの芸術に大きな影響を

与えたと考えられる 2つのお話ってなんだか知ってる?

そのお話とは、「ギリシャ神話」と「聖書」だよ。

これらは、後世に名を残す偉大な作品の世界観のベースと

なっているんだって。

13世紀後半にイタリア・フィレンツェで生まれた

ダンテ=アリギエーリによる長編叙事詩の『神曲』や、

17世紀にイギリスで活躍した詩人ジョン・ミルトンの『失楽園』

などは、 みんなも名前は聞いたことがあるかな?

これらも 「ギリシャ神話」と「聖書」の世界観をベースに

創作の源としているんだって。

 

タイトルについている「ウイリアム・ブレイク」という人は

どんな絵を描いたんだろう?

ウイリアム・ブレイクは、18世紀後半から19世紀に

ヨーロッパで起こった 感受性や自由な表現に重きをおいた

文学・哲学・芸術上の理念や運動 「ロマン主義芸術」の

先駆けを成したイギリスの芸術家なんだ。

彼はダンテの『神曲』や『聖書』を独自に解釈して、

幻想的な挿絵を制作したんだって。

 

『神曲』に描かれた地獄の構造や(うわー)、

ミルトンの『失楽園』で描かれた、神に反旗を翻し(!)

戦いに敗れて“堕天使”となったサタンの姿は、

今でも様々なジャンルに受け継がれながら表現されて

いるんだって。 ・・・怖そうだけど面白そう!

どんな感じなのかな。楽しみだな。

 

今回の展示会では、ウイリアム・ブレイクの作品『ヨブ記』の

挿絵や、ダンテの『神曲』のための連作のほかに、 様々な

版画作品を展示するのと一緒に、その世界をイラスト入りの

パネルなどで解説してくれるよ。

物語の内容も分かりやすく説明されていて、

いままで興味はあってもちょっと難しそうと思っていた世界が、

身近に感じられそうだのん。

それから、マンガや映画に登場する、現代に描かれた

新しい神々の姿も紹介されているんだって。

親しんでいたマンガの世界の事をもっと深く知れる

貴重な機会になるかもしれないのん!

うわっ、このマンガの世界ってこのお話なんだーって、

ちょっとびっくりして面白かった。

 

今でもいろんなジャンルのものに受け継がれている、

古くから描かれている神の世界。 幻想的で不思議な、

美しくて、でも少し怖いような世界を表現した、様々な絵。

それを興味深く、分かりやすい解説と共に展示した展覧会だのん!

とっても楽しみ!ゾクゾクしちゃう。

みんなも是非そんな世界を観に行ってみてはいかが?

 

「ウィリアム・ブレイクと神の世界

郡山市立美術館所蔵 ローダー・コレクションの版画作品を中心に」

平成29年7月8日(土)~8月31日(木)

高崎市美術館 027-324-6125