霊験あらたかな「群馬の松」

みなさんこんにちは!
今回は『群馬の松』を紹介するのん。

榛名山に向かう県道126号線を進んでいくと箕郷梅林を少し過ぎたところにある、車川の中洲にその松はあるんだ。

「群馬の名の由来 群馬の松」

と書いてある看板横の階段を下りていき川を渡ると、森と川の間にひっそりと神秘的にたたずんでいるのん。

なぜ、『群馬の松』かって?それはまず、群馬の県名の由来から…

元々この地域は、車持氏という一族が支配していた地域だったらしいんだ。その名前からこの地域は(クルマ)とよばれていて、『久留末』『久留馬』『車』と色々な字で書かれていたんだって。

なのでこの地域には(クルマ)の名前が付いた場所が沢山あるんだけど、その1つに車川と呼ばれる川があるの。
それが『群馬』(グンマ)になったって言われているんだよ。(※他にも色々な説があるみたいだよ)

昔からこの車川の中州は、水が淀み廻っていて霊巌と呼ばれていて、松は霊松と呼ばれていたんだ。
この樹の下には石祠(せきし)があって竜神を祀っていて、遠くは埼玉県からも雨を乞いに多数の人が訪れたほどらしく、毎年五穀豊穣と家内安全の祈願式典を行うのが常だったんだって。

そんな樹齢千年ほどの古松(霊松)と新松(神松)が人々には龍蛇に見えて、群馬発祥のこの地を守る松なので、いつしかこの木を「群馬の松」と呼ぶようになったそうなんだ。

古松(霊松)も新松(神松)も土地争いや雪害などによって惜しくも倒れてしまったので、世継ぎの松を植えたりもしたんだけど、4回にわたって切り捨てられる事件なんかも起きたらしい。
それでも人々は植樹をし続け、生長して現在の松となってるんだ。

この松は、昭和9年には群馬松写真天覧(天皇に見ていただくこと)を賜り、当時、天覧記念碑も建てられ保存会も設立されたんだって。
現在は群馬の松史跡公園建設推進委員会が守っているよん。

そんな群馬の松についての7不思議が言い伝えられてるんだよ!

1. 大早に祈りあれば慈雨かならずあり
2. 不浄を嫌い寄れば風荒立つ
3. 信仰して用いれば解熱に卓効あり
4. 松枯葉でも粗末にすると災難あり
5. 事件あれば松に必ず警告あり
6. 尊い由緒を冒すことあれば、祟りあり
7. 霊松の名声は遠く広域に及んで更に高し

祈れば良い事があり、粗末に扱えば罰が当たるって昔から言われていたみたい。

なんだか、こうして今でも地元の方に大切にされているのは、この松が長い間人々を見守り、人々も自然と共に生きてきた歴史があるからなんだな~ と感じさせられたのん。

群馬の由来を知ることが出来て楽しかった〜。

みんなも是非一度、群馬の名の由来を見に行ってみて!

川を渡るので、川の水量の多い日は行けないから気を付けてね!

(上毛新聞タカタイ 2014年4月18日掲載内容に加筆修正)