見れば見るほど…「牛伏山」

今回のんのんが行ってきたのは、吉井町の「牛伏山」だよ。

このあたり一体の「牛伏山自然公園」は「千本桜」でも有名だよね!
6月中旬になると山頂へ向かう道路沿いには約1400株もの紫陽花(あじさい)の花が見事なんだって!

山頂へのコースは傾斜もありくねくねしていて時に細い道もあったりするんだけど、途中の駐車場に車を停めてそこから歩いて登るものとーっても気持ち良さそう!

木漏れ日の中で清々しい空気を吸いながらのんびり歩いて、山頂に着くと待っているのは大パノラマ!

富岡市や前橋市、伊勢崎から藤岡などの群馬の町も一望できて、お天気がよければその先の群馬の山々までぐるーっと見渡せるから、開放感バツグンだよ!

「小鳥がさえずる森」として色んな野鳥さんとも会えるんだ!

一郷山城跡に展望台も建っていて、展示資料なども一緒にみるともっと感動できるのん!
展望台の場所から少し登ると、、

あ!牛さんだ!

牛が伏せて休んでいる姿に見えるから「牛伏山」。
ほんとだー、そっくりだのん!
となりに立派な松が生えていて、そこには「天狗松」って書いてある…。

実はこのお山にはいくつかの伝説があるみたい。
その一つが天狗の恋にまつわるお話なんだって。

昔、人々はこの山には主の天狗が住んでいると思い、この山の松を「天狗松」と呼んでおそれ、みんなで大切にしていたんだって。

そしてある日、この天狗がひとりの村の娘に恋をしてしまったそうなんだ。

娘に気持ちを伝えたい天狗は、若者の姿に身を変えて牛にのって娘に会いに行ったりしたんだけど、娘の心をを動かす事ができなかったらしい。くすん。。

そして娘をあきらめきれない天狗は、なんと!ついに娘を山の姿に変えてしまった!

それが今の朝日岳で、多胡美人とよばれているんだって。

うわあ、、そんな。。

それから時はたって、この山の形が臥牛(伏して寝ている牛)の形に変わって、人々に「牛伏山」と呼ばれるようになったそうなんだ。

ーーなんだか切ないお話だのん。。

このお話が牛伏山の由来を物語る伝説として残るように、山頂の岩石で彫刻家の人に作ってもらったのがこの牛さんなんだって。
地域の名称には興味深い由来や言い伝えがいっぱいあるんだね。

昔からわる伝説って、人々の暮らしに身近な偉大な自然を、人々の心の営みと重ね合わせることで、長く残されていくのだろうなあ、、。

とても貴重なふるさとのお話だね。
これから他にもいろんな伝説を知ってみたいのん!。

牛伏山自然公園の営業時間は午前9時~午後5時(冬期は午後4時)定休日は無し、入場も無料だよ。

電車なら上信電鉄吉井駅下車、車の場合は上信越自動車道吉井ICから山頂まで約10分のところだから、良く晴れたお休みの日にちょっとお出掛けしてみるのにとってもオススメだのん!

山頂までの道は車も通行しているので、道を歩く人は十分に気をつけて行ってみてね!

高崎市吉井支所産業課 027-387-3111

(上毛新聞タカタイ 2014年5月16日掲載内容に加筆修正)