心と体が癒されちゃうカフェ「一路堂」

今回は観音山の慈眼院さんの「一路堂」に行ってみたのん!

観音様にご挨拶をして本堂の横を通り、ひびき橋方面に向かう本堂の裏手にある木戸が一路堂の入り口だのん。

木戸を入ると、緑あふれる庭に続く石段があるんだ。

石段を下りてゆく途中には四季折々の花が咲いていたり、立派な竹林もあって、風情があるの~ん。

これからの季節は、蝉の声が聞こえたりしそう!
でも、この石段けっこう手強いので気をつけて!
景色を楽しみながらゆっくり降りようね!

そうするとひっそり静かにたたずむ雰囲気の素敵な建物「一路堂」があるのん!

メニュー看板によると、お抹茶やコーヒー和菓子セット、ケーキセットなど色々選べるみたい。楽しみ~!

さて、入ってみよう!

「こんにちはー!」

「うわぁー!』

広く深く観音山丘陵、里山の一部が切り取られて見える大きな窓があって、自然と一体化したみたい!こんないい場所にこんなに素敵な建物があったなんて全然知らなかったのん!

ここでは写経もできるんだって!今度試してみようかな!?

注文したのは黒蜜きなこのシフォンケーキと抹茶だのん!

待ってました!おいしそう~!!

このほかにも季節のメニューやランチメニューもあり、全粒粉入りのフォカッチャは毎朝手作りなんだって!

「現代風精進料理」をイメージした「一路堂ごはんプレート」は体にもやさしく、見た目も美しくって大人気!
次はこれをたのんでみよーっと!

一路堂という名前の由来は、馬場一路さん(本名:馬場一郎)という人からきているんだって。

馬場一路居士はその生涯に3万3千7百八十七体もの観音様の絵を残した、観音様をあつーく信仰していた人なんだって。

一路氏がなくなってから奥様が作品を見ていただける場所を作りたくて、この場所に一路堂を建てたそうなんだ。

カフェとしての営業をしてるけど、基本的にはいつも2階のスペースで一路氏の作品を展示しているんだよ。

入ってすぐのスペースにも一路氏の筆による観音様の絵が飾られていたのん。


一路氏は明治21年高崎の生まれ。中学を卒業し中国貿易商に就職、書画骨董などの見識を磨いたんだ。文人達と交流もあって夏目漱石にもらった屋号「和風堂」で、丸ビルに文具店を営んでいたそうだよ。

一路氏の死後、たくさんの作品を展示する記念堂のようなものを作ろうという話になったんだけど、奥様が人目に立つことを好まなかった一路氏のことを思って、境内の崖下20mの窪地というあまり目立たない場所を選んだんだって。

このことがこの一路堂の静かで落ち着いた雰囲気や、自然につつまれたやさしさを醸し出しているのかもしれないね。

そんなことを思いながらのカフェタイム、写経体験など、心の落ち着く癒される時間が過ごせる一路堂カフェで、みんなも日々の喧騒を忘れるひとときを過ごしてみてね!

(上毛新聞タカタイ 2014年7月1日掲載内容に加筆修正)