あかりを求めてヒラメキが光る!「あかりの資料館」

こんにちは!今回は石原町にある「あかりの資料館」に行って来たのん!

場所は、聖石橋を観音山方面に渡って、一つ目の信号を過ぎてすぐ左斜めに入り100メートル位進むと、山口工業(株)様の敷地内にあるんだ。

奥にある古民家風の長屋門と母屋が「あかりの資料館」。
入ってみると、

「うわぁ~!! すごい数のランプ!?」

いろいろな形状の「行灯」(あんどん)や旅行用具としての「組立式灯具」、灯心に油を自動補給する「無尽灯」など、
時代劇や浮世絵で見たことあるような…!? 昔の映画で見たような…!? 昔にタイムスリップしたようなランプの数々がたくさん!!



他にも、あかりの基本は火を起こす事、火起こし用具に関したものも沢山あって、今ではあまり使わなくなった昔のマッチや、「摩擦式」「火花式」の火起こし用具もあるの!


この「あかりの資料館」は照明文化研究会の会員でもある、館長の指出(さしで)朋一さんが何十年も前から自費で集めた
1800点余りの古灯火器の中から、よりすぐったものがぎーっしり展示されているんだ。

館長の「貴重な文化を後世に残したい!」そんな強い思いで、沢山の人に見ていただけるよう、建物も建てて、無料で公開してくれているんだ!

今では日本でも有数の私設資料館なんだのん!

指出館長のあかりに関する知識や収集品は素晴らしくTVや新聞の取材を受けたり、博物館に寄贈もしているほどなんだって!

中でも特に貴重なのは、「観光燈(種油)」とって、明治時代初期の種油を燃料としたランプ。(写真)

油槽を高い位置に置き、重力を利用して離れたバーナーへ油を導いて灯りがともる。油つぼの影が手元にほとんど生じないのが特徴で、この種油をつかったこの「観光灯」は、当時種油がとても高価であまり出回らなかった為、現存しているのはとっても珍しいみたいなの!

実際に灯火できるものは館長の知る限りではここ「あかりの資料館」にしかないんだって!!
すごいのん!!

また、館長がおすすめしてくれたのが「真鍮製燭台」。

江戸時代~明治初期の和蝋燭用の台だよ。

 


当時の和蝋燭は今のロウソクと違って、「芯切り」と言って、定期的に蝋燭の芯を切らなくていけなかったらしいの。
だからこの和蝋燭の台は「芯切りばさみ」と「芯切りつぼ」がセットになっているんだ!

一緒に浮世絵が展示してあって、当時の「芯切り」の風景と照らし合わせて見られるよ!昔はこんな風にあかりを使っていたんだな~!

あとはね~今回のんのんは、火打ち石で火を起こす体験もさせてもらったんだよ!

利き手に持った火打石を火打金に強く打ち付けると火花が散る。その火花をほくち(火口、蒸焼きして作った炭の粉)に落としてちいさな火種をつくるの…。
そして薄く削いだつけ木の硫黄の付いている面を種火にあてると着火してぼわっと炎になるんだよ!!。


初めての火起こし体験。どきどきしたけど、実際に火が着いた時は

『か、感動~!!』
だったのん。

他にも知らなかった興味深いことがいーっぱい!

大人の人もきっとワクワクできるから、夏休みに親子で行くのも素敵だのん!

まずはお電話を!時間があったら館長から色々なお話を聞いてみてほしいなあ!
是非、火起こし体験もお願いしてやってみてね!

「現代は明るすぎる。」とおっしゃる館長。

『灯り』『明かり』『あかり』、今の私達には普通にあるものすぎて、その大事さには目を向けていなかったけど、今回「あかりの資料館」で歴史を見て、聞いて、体験して、いろんな事を考えたのん!。

あかりの資料館
高崎市石原町1101(山口工業(株)内) Tel:027-323-3300 無休(平日は9時〜16時、日・祝日は時間予約を入れてください)

(上毛新聞タカタイ 2014年7月25日掲載内容に加筆修正)